院長コラム

胃の検診を受けましょう~その① 日々進歩している内視鏡治療~

胃の検診、最後に受けてからどのくらいたちましたか?胃の具合が気になるという方には、内視鏡による胃のチェックをおすすめします。

胃の病気で一番気になるのはやはり胃癌です。早期癌で発見できれば完全に治癒する方はたくさんいらっしゃいます。内視鏡治療で治すことができる病変は確実に増えてきています。

一口に早期癌といっても大きさはさまざまですが、内視鏡で治療できる組織型(細胞のタイプ)の癌で、深さ(深達度といいます)が同じなら、病変は小さいほど治療も簡便な方法でよく、また、ESDという方法を使えば、かなり大きな病変も内視鏡でとりきれるようになってきました(ESDについてはいずれご説明します)。

内視鏡ではとりきれなくても、腹腔鏡手術で治せる段階や、開腹手術で治せる段階、病気は進行の程度によって治療法が変わってきます。治療の負担を小さくすませるのに一番大切なポイントは、病気を早い段階でみつけることです。そのためには定期的なチェックがかかせません。検査をうけていただかなければ、早期癌がみつかることはないのです。胃の調子が悪く、検査を受けたら病気がみつかることもあれば、全く症状がないときの定期健診でみつかることもあります。胃の調子が悪いのは自分の胃が発信している黄色信号かもしれません。

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